『ゲット・アウト』(映画)感想

洋画‐ホラー comments(2) trackbacks(0) あざらし

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これまたホラー。イットに続いてホラー観る。

 

アメリカで予算の割にすごくヒットしたホラー(ホラーというよりスリラーか)らしいけど、いやあ、面白かった。

 

おそらく、自分の中では、今年見た劇場映画の中では、一番面白いと思った映画かも。

 

以下、ネタバレ注意。

 

 

ある若い黒人のカメラマン(主人公)に、白人の恋人がいて、彼女の家族に会いに行くという話がメイン。

 

でも、実は、彼女の家は、コミュニティも、いかにも白人さんって感じの人ばかりで。。。

 

自分が場違いなとこにいる感じが、半端なく伝わってくる。

 

自分は黒人さんではないけど、海外いたときにサンクスギビングなんかで、一人で過ごすのは可哀そうだとか言って、家族のパーティなんかに招いてもらったことあるんだけど、その時の、足をどこにおけばいいのか、どういう表情をして笑えばいいのか、悪気なくステレオタイプを突き付けられる感じとか・・・なんかいろんなことを思い出す。

 

しかも、この主人公のシチュエーションは、自分が結婚するかもしれない彼女の両親や家族に会いに行く。これが緊張しないわけがない。

 

『大丈夫、うちの父親は、理解あるから』なんて言う彼女。

 

はい、来た来た。これだよ。 思わず突っ込む、あざらし。

世の中に、理解ある父親なんていないのである。。

父親は、総じて娘に、リベラルさを気取ったり、物分かりの良いふりをする。カッコつける。

 

と、思ってたら、やっぱりの父親。

その人物描写があまりに的確というかリアルで、ほれ、やっぱりそうなんだよ。

そういう意識は隠しててもにじみ出てくるものだよ、などと、全く関係ないけど『GO』の映画で窪塚くんが彼女の家で食事するシーンなどを思い出す。

 

面白いのは、というか笑ってしまうのは、いかにも白人さん的な屋敷に、南部時代みたいに黒人の使用人が雇われている。主人公は違和感を感じる。で、白人さんばかりで居心地を覚えた主人公は、その黒人さんの使用人に、『ブラザー』的な会話を期待して話しかけるんだけど、またその召使いが、主人公によそよそしい態度を取ったりするので、余計疎外感を感じたりする。(もちろん、主人公自身にも、ステレオタイプの意識はあるのかもしれないんだけど)

 

この変の、黒人の主人公が、白人の恋人の家族と、折り合えないだけでなく、屋敷にいる同じ黒人との間とも、分かり合えない微妙な感じの描写がほんとに面白い。

 

ホラーなんだけど、登場人物がやりとりする会話が、身に覚えがありすぎて、リアルで、不気味で、でも、前半から、ニヤニヤがとまらず、あれっ?なんで、笑いがこみ上げてくるんだろう、とすごく不思議な気持ち。。

 

そんな、どんでん返し?! えーっ、怖い、いや、面白い。やっぱり笑えてくる。

 

すごーく不思議な感覚でした。

 

昔読んだ「マルコムX」自伝に、白人は黒人を差別しながらも実はその身体性なんかに憧れも抱いてるはずだ、みたいなことを、マルコムXが書いていたけど、それを思い出した。どんでん返しは荒唐無稽とは言え、そこに潜む感情は全くないとは言えないと思う。

 

観終わったあと、町山さんの評論を検索して、見てみると、監督、脚本がアメリカで人気のコメディアンの人だと紹介されていました。

 

なるほどー!!

 

ホラーはホラーだけど、やっぱり、ブラックコメディでもあるんだ。

 

しかも、書いたコメディアンさんは、黒人と白人のハーフで、子供の頃から、どちらのコミュニティにも、完全に溶け込めてる感じを抱けずに、違和感を感じてた、みたいなことが書かれてた。

 

これもなるほどー。いやあ、深い。そういう笑いをこんな形でホラーにしてしまうなんて。。

 

いや面白かった。超好みでした。こういうの書けるようになりたいなあ。

 

でもなかなか日本では、ステレオタイプや、偏見とか、差別とかを、こういうかたちでネタにすること自体難しいだろうな。。

 

でも、こういうのがヒットするんだな。。

 

 

『ITイット ”それ”が見えたら、終わり 』(映画)感想

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楽しみにしてた!

 

スティーブン・キング原作の実写映画、『IT』。

 

原作は残念ながら読んでないけど、当時本屋さんでよく見かけて気にはなっていた。

 

以下、ネタバレ注意。

 

 

ホラー的にはそこまで怖いとは思わなかったけど、たぶんアメリカ人にとってはこのピエロっていうのが、不気味なんだろな。。

 

それでも、面白かった。映像もかっこよかった。

 

スティーブン・キングには、『スタンド・バイ・ミー』という名作があるけど、イットは、そのスタンド・バイ・ミー的な要素がすごく出ていて、観ていて、80年代の匂いやらで、すごく懐かしい気分になりました。

 

女の子のキャラがすごく、魅力的。

 

スタンド・バイ・ミーにはいなかった女の子が加わることで、切なさという甘酸っぱさも出て。。

 

怖いというより、胸がキュンとするというか、なんかちょっとウルっと来た。

 

と、最後まで見て、『IT第一章』と出てきて、えーっ、続くのー⁉

 

見る見る、続編も見るよ。今度は大人の話になるのかな。

 

(↓ こちらは、今やっている『ITイット それが見えたら終わり』ではなく、昔作られた映画です。)

 

『新感染 ファイナルエクスプレス』(映画)観た感想からの

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<ネタバレ注意> 

 

観たかった韓国映画。

 

ひえーめっちゃ怖かった。

特急列車という空間で、あんなことが起こったら、そりゃあもう、どうしていいか。

空間が限定されているからこそ、色んなアイデアがいっぱいいっぱい詰まっている。

シナリオ的に、すごく勉強になる。

 

人物の作り方も、関係させかたも、ほんとうまくて。その人物がそういう役割だったのか。とか、驚きもあって。

主人公が、初め自分たちのことしか考えてなくて、その身勝手な感じが、少しずつ変わってく感じがすごく良くできてるし、だからこそ、クライマックスで、ああいう変化を見ると、ぐっとくるのです。

 

それぞれの登場人物が、悪役も含めて魅力的でした。

 

それにしても、たまに韓国映画見て思うのは、いい役者さんがいっぱいいるんだな、と。

 

今回は特に妊婦の旦那さん、すごく魅力的でした。

 

 

『死霊のはらわた』(リメイク版)

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1981年代のサム・ライミ監督の『死霊のはらわた』の2013年制作のリメイク版を見る。

サムライミの最初のやつは未見。

ドラッグ依存症の女の子が治療のために山小屋にやってきたという設定にひかれてみる。

なるほど、山小屋に貼り付けられる動機づけというか理由づけが腑に落ちる。

あざらしは特にホラーファンとかではないので、あまり詳しくない。

でも、楽しめた。グロいけど。。

ホラーファンではないわたしが楽しめた部分は、やっぱりグロさより謎解きというかサスペンス部分かな。

その謎を解かなければ死霊から解放されることはないので、その迫りくる恐怖に耐えつつ、はやく謎を解明しなければ…自分が死ぬ…そこ。

ネットのファンたちのコメントを見ていると、やはりサム・ライミの最初のやつへの思い入れが強いみたいだな。

サムライミのやつも借りたので見比べてみようかと思う。


それにしても、ホラーもの見てると、いつも、創作する立場から、ちょっとしたコンプレックスを感じる。

どうやったら気持ち悪いか、どうやったら怖いか、常にそればっか考えてるんだろな…

よしホラーとかも書いてみようとか思っても、すぐ見透かされそうだな…とかいうコンプレックス。

そういうこだわりにはやっぱり敬意を抱いてしまうので。。


『ブレアウィッチプロジェクト』(映画)

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低予算大ヒットホラー、ブレアウィッチだ…。

絶対怖くないぞと思って見てなかった。

で、やっと見た。

うーん、やっぱわからんなあ…

なんでこれヒットしたんだ…アイデア勝ちなのか…

怒りが沸いてきた…


強いて怖いところあげるとすれば、森に迷って出られなくなっていくとこ、友達が一人いなくなるとこ、暗い打ち捨てられた家に入っていくこと…?


最後まで見た自分をほめてやりたいです。


『エルム街の悪夢』(映画)

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ホラー映画の古典。

1984年の作品。huluでみたよ。

当時見たら怖かったかもわからないけど、今見てもそれほど怖くない。

でも、つまらなくはない。

夢の中で襲われるわけだから、誰かに助けてもらいようがないところは、怖いと言えばこわい。

怖さってのは、見た目の怖さ以上に、助けがこないホープレスの状況があってこそ、強くなるってことね。

ていうかさ、高校生か中学生くらいの?ジョニー・デップが出てて、びっくりした。

まあ楽しめました。


『ソウ』(映画)

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低予算ながら良作ホラー。

密室のシーンが多い。

でも、最初、なぜそこにいる?という疑問から始まって、次第にヒントとか謎が明らかになっていく感じが飽きさせない。

前から気にはなっていたんだけど、どうもホラーってなかなか手が伸びない。

友達にすすめられたからようやく観たけど、なるほどアイデア勝負の作品だからあれだけシリーズとして続いたのか…他のもみてみようかな。


『ゾンビランド』(映画)

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ゾンビランド、サイコー!


センスのかたまり映画でした。


めっちゃ面白かった。

セリフうまい。

キャラもいい。

(主人公は、ソーシャルネットワークの主人公役の彼)

笑える。


主人公の成長とゾンビランドで生き残るためのルール

とのからめかたが、勉強になりました。

キャラクターには一貫性は必要だけど

それを超えたところに変化、成長があるということ。
 

『REC/レック・ザ・クアランティン』(映画)

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こんばんは、あざらしです。

『REC/レック・ザ・クアレンタイン』を見ました。

スペイン映画がオリジナルらしく、

私が見たのはハリウッドリメイクらしい。

怖いっちゃあ怖い。

ラストシーンなんか怖かった。

事情のわからなさとビデオ撮りした映像と

密室で起こる惨劇とグロさで押し切っている。

最初に伏線を引いて、それがこうつながってとか

そういうのはない。

映画的には単調な感じ。

あくまで個人的な感想ですが背筋が凍るとかはなかった。

でもスプラッター好きにはゾクッとするかもしれません。

スペイン語オリジナルの方が面白いのかな?

そっちは見てないからわかりません。


『オーメン』 映画 (1976年版)

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こんばんは、あざらしです。

オーメンみました。

幼稚園の時に、オーメンという言葉をものすごく耳にした記憶はあったのですが

実は見たことなかったのです。

その後、

昔持っていた1日で1323語暗記受験英単語』 で

Omen(前兆)という単語が出てきて、あ、オーメン!

大好きなアメリカアニメ、『サウスパーク 』でも、

パロディーで、ダミアンというキャラクターが出てきて、あ、オーメン!

何年か前にリメイクもつくられて、オーメン!

このあいだは金城一紀のレヴォリューションNo3を読んでた時も、

あ、オーメン!(ネタとして出てきた)

そう、オーメンは、あざらしの人生の節目節目で、

まるで何かの前兆(オーメン)?のように、

見ろと耳元で囁きかけてくるのです。

で、見た次第です。

今見るとね、もうやりつくされてる感じなので

逆にストレートな感じがしましたが、

やはり当時はすごく新鮮だったのでしょうね。

それでも、面白かったです。

出だしがひきつけられました。

2人の赤ん坊の話が、アイデアが面白いなあ。

展開も勉強になりました。


オーメンという言葉を耳にして以来何十年経ってようやく見ました。

今はすっきりした気分です。

追記:

受験の時お世話になった、1日で1323語暗記受験英単語という本。

名前といい、表紙といい、随分、邪道な感じですが、

実際、めっちゃ受験参考書としては邪道な本でした。

だって、一日に1323語も覚えらんないものねえ…。

それでも、受験参考書なのに笑える本で、勉強関係なく

漫画読むみたいに読んでたなあ。

実際、それで覚えた単語は結構あったしね。

件の単語集は、何が面白かったかというと、

キャラクターのイラストが書いてあって、

それをごろ合わせで連想記憶術式に覚えるというもの。

おそらくこれを書いた人は70年代に受験に取り組んだ映画、

サブカルオタクなのではないかと思います。

というのも、連想のごろ合わせが、(ブルース)・リーであったり、

アン王女であったり、オーメンであったり、

そのヘタウマ?な感じにつられて思わずニヤニヤして読んでました。

オーメンみてそんなことを思い出してました。


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