『ロボット・カミィ』(絵本)

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不覚にも読み聞かせしながら泣いてしまった…

 

段ボールで作ったロボット・カミィが全然言うこときかなくて、でも反省することも、謝ることもできず、孤立していってしまう。。

 

本人はぜんぜん自覚なくて、悪気なくて、でも、そうしたほうがいいのに、できない。

 

かといって、作者は、カミィに言うこときかせて更生させようとするふうにも描いていないのがいいなあ。

 

ちゃんと異質なものが、じぶんたちの輪に入ってきたとき、みんなどういう気持ちになって、どうやって受け入れていくかを考えるお話になっている。

 

えほんというより活字が多いので幼年文学なのだけど、もうすぐ6歳になるこあざらしも、がっつり入り込んでました。

 

ロボット・カミィに自分を投影する子もいるだろうし、カミィを作った男の子と女の子の視点から、言っても聞かない幼い弟や妹に困らされて割を食っている、でも見捨てられないというような心情に重ねる子もいるかもしれない。

 

読み聞かせる側としては、えほんより、分量が多いので読むのは大変だけど、大人も全然感情移入しちゃう本でした。

 

 

『いやいやえん』(えほん)

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いやいやばっかり言っている、こあざらし君に、『お前はもう…いやいやえんか!』なんて突っ込みをよくするんだけど、

 

『いやいやえん』の話、どういう話だったかよく覚えてなかった。

 

自分が幼稚園の時に読んでもらった記憶はあるんだけど、どういう話だったか。

 

たまたま図書館のえほんコーナーで見つけて、おーっ、と思って、借りてみるか、となりました。

 

ずいぶん昔の本だし、活字も多いから、幼稚園年長さんにはどうだろう、と思いきや、

 

めちゃくちゃ食いつきよかった。

 

やっぱり、時代だなあという表現もあって、少し説教臭いところもあるんだけど、それを超える主人公の自由な感じが、子供をひきつけたようです。

 

こどもって、説教臭い話や大人に都合のいい話に敏感。それをかぎ取ったとたんに、興味がしぼんでしまう。

 

主人公が言うこと聞かなかったり、ダメな子であればあるほど、感情移入する。

 

そこは大人と一緒というか、大人以上というか。

 

自分がお話作る時も、説教臭くならないように、いい話にならないように、気をつけなきゃ。

 

 

『めぐろのさんま』(絵本)

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子供に読みきかせつつ、創作インプットにも役立てる。

 

今日は、落語を絵本にした『めぐろのさんま』

 

目黒のさんま祭りはニュースで、よく目にする。

 

最近は特に、ほかのアジアでもさんまを獲るところが出てきて、漁獲量が減っているという文脈でも、さんま祭りどうなる?という文脈でも。

 

和ものの絵本はどうかなと思ったけど、5歳のこざらしくん、物語に入り込んでた。

 

殿様の世間知らずなところが、おかしさなんだけど、

 

『やっぱりさんまはめぐろに限る』というオチに、こざらしは、ポカン。

 

最後のオチがいまいちよくわからんかった様子。

 

そりゃそうだ、さんまがどこで獲れるかなんてまず知らないし、目黒は山手線の駅として認識しているだけで。

 

でも、翌日も、またその翌日も、読んでとせがまれたところを見ると、面白いと思っている模様。

 

落語がベースということで、語り口もリズムがあって心地よいのか、おかしみが伝わってるのか、絵が好きなのか。

 

面白さのポイントは一つではないのでしょうね。

 

 

『てぶくろを買いに』(新美南吉)(絵本)

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以前は、自分の読書や創作のための時間がなくなったとぶつぶつ文句を言っていた。

 

5歳のこあざらしくんは、寝る前の絵本を楽しみにしているので、寝かしつけで毎晩、必ず絵本を読んでいる。

 

子供のころ、親に絵本を読んでもらった記憶はないこともないけど、たぶん、いま、自分が子供に読んでいるほど頻繁ではなかった気がする。

 

とはいえ、小学生低学年の頃はうまく本好きにはなったのだけれど、創作仲間に聞くとやっぱりすごく読んでいて、自分は定番というものを読んでいなかったのだなあと、変なコンプレックスを抱いたりする。

 

でも、いまさら大人の自分が童話やら絵本を自分のためだけに読むって感じにはならないし。。

 

だから発想を変えることにしました。

 

子供への読み聞かせを利用して、自分の創作のインプットにも役立てよう。

 

子供時代の穴埋めをすればいいんだ。

 

2、3歳までは、よく電車図鑑的なものやのりもの図鑑的なものを読まされることが多かったので、つらいなあと思うこともあったけど、4歳になったくらいから、子供向けでも読み応えのあるものを楽しんでくれるようになった。

 

だから、ブログにえほんジャンルも随時あげていこうかと思う次第。

 

で、『手ぶくろを買いに』を読んだ。

 

小学校の教科書にも載ってたなあ、くらいの印象しかなかったんだけど…

 

5歳のこあざらしくんの食いつき、めちゃくちゃいい!

 

読んでいる側も、読みながら、心に染み入る。

 

ただ、一点だけ、親目線で読んで、母さんギツネが、子ぎつねにひとりで手袋を買いに行かせる経緯が気になった。

 

自分なら一人で行かせるかなあ。。。

 

 

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