『いだてん』(最終回)

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終わっちゃったよ、放送。

 

観終わっちゃったよ、いだてん。。

 

今回のオリンピックも、やっぱりまた過去のオリンピックと切り取るところが違う。

 

最終回は、誰かが勝てるのか、負けるのか、ということではない。

 

特にすごく感動的なシーンがあるってわけでもない。

 

メインは、オリンピック開会式や閉会式を描いてるだけだったりするんだけど、

 

これまでの登場人物の顔が出てきただけで、じわりじわりと涙が出てきたりする。

 

これまでの話があるからね。

 

 

いだてん、ほんと面白かった。

 

いろいろ賛否両論あったとは思うけど、あざらし的には、これもう、文化遺産だと思いました。

 

放送は終わっちゃったけど、大事にとっておいたシナリオ集で、もういちど『いだてん』を堪能させてもらうことにします。

 

 

『重版出来』(ドラマ)

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今更ですが…野木亜紀子さん脚本ドラマということで、『重版出来』を見ている。

 

『逃げ恥』の方が話題になったけど、『重版出来』も負けず劣らず、めちゃくちゃ面白い!

 

漫画編集に関わるひとたちを、漫画家(アシスタント〜漫画家の卵〜大御所先生まで)、編集者、本の営業など、個々の登場人物を横糸に、主人公の新人編集者が、入社してから、漫画家の卵を見出し、育てていく様を、縦軸の太い幹に。

 

横軸もそれぞれ泣けるんだけど、天才肌だけど粗削りな中田伯くんのキャラがもがきながら、何とか殻を破ろうとしている様に、心打たれる。一方で、天才肌でないけど絵はめちゃくちゃうまい東江さんのキャラにもすごく共感する。。(私も凡人なだけに)

それでも太い幹の中田くんの話は、彼の生い立ちの複雑さもあいまって、引き込まれる。

 

その辺の波の立て方とか、ひとつ皮むけてもまた次に殻がある感じとか、ほんと勉強になる。

 

これから最終回見るところ。

 

漫画は未読なので、どう脚色されたか、今度また見てみたい。

 

 

『逃げる恥だが役に立つ』₍ドラマ)

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ほんとに今更なんですが…『逃げ恥』ドラマ、レンタルで借りてみました。

 

映画はなんとか自分が見たいものと、見ておかないといけないものだけ劇場で観るようにしているけど、ドラマが見れない。

 

シナリオやっている人なら、シーズンの一話全部、ドラマ録画して、ひととおり目を通したうえで、自分の感覚で少しずつ、見る見ないを選別していくというのが、ほんとうは理想だろうけど、時間的も環境的にもそうはいかなくなってきた。

 

ドラマはもうあきらめて、映画だけというふうにも考えもするんだけど、やっぱりドラマはドラマで面白いのもあるし、面白さの感度を保つ上でも、見なきゃなとも思う。。

 

割り切ることにした。リアルタイムで見るのは諦めた。評判になったり話題になったものだけ、後追いする…。

 

というか、野木亜紀子さん脚本の作品を重点的に見たい、学びたいと思いました次第。

 

 

漫画も借りて、比べながら見たけど、漫画自体面白い。セリフや社会への考察がほんと鋭くて、刺さるのがいっぱいある。

 

ドラマ、結構、漫画に忠実に進んでいく。けど、漫画で、登場人物の社会批評的な能書き、結構いいなあと思いつつ、ドラマのストーリーライン上で、あれ、そこカットするのか、なんて思っていたら、ドラマの後半部分で、出てきたりした箇所があった。

 

たぶんそれは作品そのもののテーマを言い表している部分なので、ドラマにおいて、最初からぶち込むと、全部説明になったりというのもあるんだろうな、確かにドラマの後半箇所で出てくると、ぐっと効いてました。

 

漫画も、ドラマも両方、面白かった。

 

シナリオ本も出てますよ。そっちも読むつもり。

 

 

『いだてん』 第38回 長いお別れ

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もう悲しすぎる。

 

平和の祭典としてのオリンピック開催を夢見て建てた競技場が、学徒出陣の壮行会に使われるなんて、なんという皮肉だろ。

 

そして、来週の、満州での、志ん生と、(太賀)の接触につながっていくということなのか。。

 

ドラマが始まってすぐくらいに、過去と現在を交互に描くやり方が、多少まどろっこしく感じたのが、ここへきて、ものすごく意味を持ってきて…いやあ、やっぱりクドカンすごい。。

 

来週、楽しみだけど…見るのが怖くもある。。

 

 

『いだてん』第37話 最後の晩餐

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嘉納治五郎先生の最期を描いた回。


田畑のまーちゃんとの東京オリンピック辞退するしないは、ほんとにあったかどうかはわからないけど、治五郎先生のIOCでの、その後のスピーチや、船の上での星野源演じる平沢との食事の何気ない会話、さり気ないけど、ぐっとくる。


これまで一番面白かったこと、選べない。これから来る(幻の)東京オリンピックを一番面白いことにする。


この台詞の良さにため息出る。


ストップウォッチの使い方で、田畑のまーちゃんにつなぐ…。


すごいなあ、この辺も。


軍部に合わせてるように見えて、実はそうではない。逆らわずして勝つ、の治五郎先生を象徴するような話でした。


テーマ、キャラ、小道具、台詞、すべて噛み合ったシナリオに拍手。👏











『いだてん』第36回 「前畑がんばれ」

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人見絹江の回もそうだったけど、ドラマの中のオリンピックで、結果わかってる話で、本気でガンバレ!って思わせてくれるドラマなんか過去にあったか?

 

思わずヤッター!って、テレビの前で。スポーツ観戦してる気分でした。

 

ガンバレって、ほんと敵にも味方にもなる罪深い言葉ですね。

 

そのプレッシャーの描かれ方で、どっぷり引き込まれてしまいましたよ。

 

もちろん、プレッシャー感じていたのは、ヒトラーの元、金メダルを獲るよう求められているドイツ選手も、ベルリン開催だし、前畑以上のものだろうなあ。

 

何度もオリンピックの試合の話が出てくるけど、どれひとつとして、またかよ、このプロットていうのがひとつもない。

 

テーマをかえ、省略し、見せる部分を工夫することで、こんなに違った見せ方ができるのかあ。

 

クドカンのシナリオすごすぎる。

 

過去記事:

 

『いだてん』₍第35回 民族の祭典)

 

 

『いだてん』₍第35回 民族の祭典)

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いだてん、第35話は、ナチスドイツが国家の威信をかけて開催したベルリンオリンピックの話。

 

副題の『民族の祭典』というのは、レニという有名な女性映像作家(元女優なんだけど)が撮ったドキュメントで当時世界で大ヒットとなった『民族の祭典』からとっているのでしょうね。

 

 

この辺の詳しい話は、沢木耕太郎の『オリンピアーナチスの森で』という本があって、沢木耕太郎が生前のレニにインタビューしたものが採録されていて面白いです。もちろん、ベルリンオリンピックの数々の裏話も載ってますね。

 

 

話を戻して。

 

田畑のまーちゃんが、これまで勝ちさえすればいいという姿勢だったのが、それでいいのか?と考えさせるような情勢になってきてる。ナチスの台頭とか、全体主義の流れとか。

 

日本はその時代、植民地にした朝鮮の選手も、日本代表選手として送り込んでいたけど、そこは闇の部分であり。。

表彰台で、自分の国を植民地にしている国の国家を聴く悔しさを思うと切ない。

 

でもだからといって、周囲の人間が、民族が違うから素直に喜べないというのも経緯を欠いているしで、ほんと扱いが難しい。

 

足袋職人の大将が言ったように、「自分が作った足袋を履いて走ったら、どんな人種であろうと、俺は応援する」というセリフがほんとに本来のオリンピックのメッセージをうまく伝えている。

 

ネタ的なことばかり取り上げられがちだけど、クドカンのどちらにも偏りすぎないバランス感覚、大好き。

 

また、これまで朝ドラや大河ドラマ見ていて、いつも気になっていた似通ったプロットの繰り返し。

 

主人公が結婚し、また兄弟が結婚し、子供の代でも結婚し、、またそれやるの?

 

と、最後の方、だんだん飽きてくることが多いのだけれど、

 

『いだてん』は、何度もオリンピックを繰り返し、描いているのに、似通ったプロットになってない。

 

その時代に合わせてのオリンピックのどこを端折るか、切り取るか、どこをメインテーマに持っていくか、見ている側を飽きさせないように、すごく工夫していて。

 

あー、やっぱりシナリオって、省略が大事なんだなあと感じる。

 

どこを省略するかによって、どこを浮き立たせるか。それが大事なんだなと。

 

シナリオのトップのトップ技術が凝縮されていると感じるのでした。

 

シナリオはまだ読んでないけど、通して読むのが楽しみ。気づかない伏線とかもっとありそう。

 

 

 

 

過去記事:

 

オリンピアーナチスの森で

 

いだてん 第34回「226」

『アンナチュラル』(ドラマ)

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あざらしです。

 

本当はたくさん映画もドラマもインプットすべきなんだろうけど、それがままならない。

 

時間はないこともないけど、テレビは5歳のこあざらしに占領されて、夜中も寝かしつけしたあと、見る感じにならない。

 

ますますタブレットやスマホでドラマや映画を鑑賞するライフスタイルになっていくんだろうな。。

 

映画はまだ劇場に行きさえすれば邪魔が入らないから、とくにかく時間作ってみたいやつ、みておきたいやつをなるべく見る。

 

ドラマは、昔みたいに何でもかんでも録画して、一週目は見て、二週目からチョイスしていくなんて贅沢なことができないので、既にパッケージになったもので、面白そうなものを振り返ってみるという方法をとることにした。

リアルタイムに見れないのは残念だけど。

 

いきなり冒頭で言い訳がましく書いてしまいましたが、今更ながら『アンナチュラル』見てました。おはずかしい。。

 

掛け値なしに面白かった。

 

マスキュリンな職場で働く女性の視点がすごくよくて。

 

しかも社会派で。

 

恋愛話にしなかったところもよかった。

 

野木亜紀子さん脚本の映像作品を集中的に見ていこうかと思ってます。

 

 

『いだてん』第34回「226」+めぐろのさんま

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『いだてん』第34話。226事件の直後に、IOC会長が日本が、オリンピック候補地にふさわしいか視察に来る、という話を、めぐろのさんまにかけて語るという…。ほんとすごい。

 

「めぐろのさんま」の落語絵本を、5歳のコアザラシに読み聞かせた話をブログに書いた直後だっただけに、タイムリー。

 

当時のオリンピックは、ヨーロッパでしか行われたことがなく、アジアでやるなんて場違いという感じがあったんでしょうね。それが何十年と経て、今では、全然普通のことになっている。むしろ、経済力のあるアジアの方がド派手になっているくらい。

 

「めぐろのさんま」だって、銚子で獲ってきたさんまを魚河岸で買い求めたものを目黒で食べているにすぎないんだけど、世間知らずの殿様が、『やっぱりさんまは目黒にかぎる』なんて落語が出来たもんだから、海がないのに今やサンマのニュースに絡んで目黒のさんまが出てくる。

 

「やっぱりオリンピックは東京に限る」というのは、こういうことなのかなと思うけど、どうでしょうか。

 

それにしても、いだてん、相変わらず面白い。

 

前回はムッソリーニの独裁者、今回は226事件、来週はヒトラーのベルリンオリンピック。

 

(ベルリンオリンピックの話も、以前、沢木耕太郎の『オリンピア ナチスの森で』を読んだけど、面白いエピソード満載でした)

 

オリンピックが国威発揚の道具に使われ始める時代。

 

それを経験して、まーちゃんがどう成長していくか、オリンピックが本来どういうものであるべきか、問いかけていて、いだてん、スケール感大きすぎ。でも、時代のスケール感にドラマ全然負けてないよ!

 

個人的には、文化遺産レベルの傑作ドラマだと思うのだけど、、でも、全然気取ってなくて、ちゃんとおバカなとことか、下世話なとことか、登場人物も一人一人人間的で、愛すべきキャラで。。

 

楽しみにしていた、第一部シナリオ集もポチっとやったので、大事に読みたいです。

 

過去記事

 

めぐろのさんま

 

『オリンピアーナチスの森で』(沢木耕太郎 著)

 

『いだてん』第22話『ヴィーナス誕生』観た

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なんか色々と言われてるけど…ほんとにみんなちゃんと見てんのかな。

 

確かに、最初の4話くらいまで、話どうなるんだろ、と思わないでもなかったけど、

金栗が、三島さんとヨーロッパに向かうシベリア鉄道のあたりから、個人的には目が離せなくなって、

以来、もうどの回も、つまらない回なんてひとつもないんだけどな。

中身がたっぷり入ってて、どれ食ってもおいしい。

 

前回の第21話から、女子体育の歴史の話になって、目線が変わってもやっぱりよくって。。

今回第22回も、やっぱり泣いた。

今の時代にもほんとに通じる。

大正時代の女子とスポーツ。

でも、単純に女子と言ったって、いろんな立場で、いろんな環境におかれてて、でも、テーマの掘り下げ方が、

全然一方的になってないし、でも、どっちつかずにもなってない。

多面的に掘り下げて、でも、ちゃんとそれぞれの立場のキャラクターの気持ちになると涙が出てくる。

 

クドカン…ほんとすごい。

視線がほんとに優しいんだよ。

今回の女子だけでなく、スポーツの敗者の心情の描き方とかも、ほんとに心の奥底に染みてくる。

 

おそらく、前半でごちゃごちゃしてると言われてた現在と過去と行き来してる話が、

回収されていく過程で、めちゃくちゃ効いてくる予感がプンプンするんだよな。

すごく楽しみ。

今から見ても全然損はないよー!

 

来週は、関東大震災……どういうふうに描かれるのか。

 

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