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    『お引越し』(映画) 再見 @ シネマブルースタジオ(北千住)

    邦画‐ドラマ comments(2) trackbacks(0) あざらし

    JUGEMテーマ:邦画

     

    相米慎二監督の『お引越し』という映画が大好きで、もう何度も繰り返し見ている。

     

    両親(中井貴一と桜田淳子)が離婚するというなんでもない題材なんだけど、すごく印象に残る作品。

     

    『時をかける少女』のアニメや、『八月の蝉』の劇場版でシナリオを務めた奥寺佐渡子さんのシナリオデビュー作です。

     

    当時は、それと知らず、見てました。

     

    でも、やっぱりこんなに繰り返し見たくなる映画の脚本家さんは誰なのだろうと、まだシナリオのことやる前から、気になって奥寺さんの名前は覚えていました。

     

    そのうちシナリオやりはじめた関係で、いろいろ映画のシナリオ読むようになって、たまたま読んだ『学校の怪談4』のシナリオがすごくよくて、誰が書いてるの?と思って見直したら、奥寺佐渡子さんで、おーっ!と思って、以来、動向をおっかけていたら、『時をかける少女』アニメで度肝を抜かれ、あれよあれよで、やっぱり、すごい脚本家さんだったんだと、自分の手柄でもないのに、誰もがいいと思っているから、数々のヒット作に名前を連ねているのに、自分が見つけたような気になって、一人悦に入っていた私は、ちょっと痛い奴なのかもしれません。

     

    月刊シナリオ2016年7月号に、奥寺さんのインタビューが載ってあって、デビュー作となった『お引越し』での、今は亡き、相米慎二監督とのやりとりのことも書かれていて、すごく面白かった。

     

    そんな、『お引越し』がですが、今までビデオでしか見ていなかった。

    一時期、この作品はDVDも出ておらずほとんど絶版に近い状態になっておりました。

    なので、たまに無性に見たくなる時があって、でも、その辺のレンタルビデオにはおいてないもんだから、渋谷のTSUTAYAまでわざわざでかけて、VHSを借りて来て見る、なんてことをしてました。

    またリマスターのDVDが発売されているようです。

     

     

    もう何度も何度も繰り返しみた映画だったので、結構キーとなる台詞も覚えてしまっているし、もしかして退屈するんではないかもう新たに発見する部分はないのではないかと思っていたら、あーこのシナリオの意図ってこういうことだったのか、とか、これへの前振りのシーンだったのか、とか、いまだに発見がある。やっぱりシナリオ勉強する前とあとでは、感じ方が全然違う。最初にみたのは、シナリオまだやっていなかったので。

     

    劇場ならではの発見もありました。あるシーンで蛍が横切るシーンがあったんだけど、当時、擦り切れたVHSで何度もみていたこともあって、テレビの画面では、蛍に全然気づいていなかった。

     

    当時見ていた時と今では自分を取り巻く環境やら、心境やらが結構変わっているのか、映画から感じとる印象も、随分違う感じがしました。(父役の中井貴一が、ほんとダメダメなんだけどすごく優しいお父さんで、レンコも大好きなんだけど、冷たいようだけど、本当に子供とガッツリ向き合っているのは、桜田淳子演じるお母さんだな。。とか)

     

    これは変わらずの印象ですが、やっぱりいまはもう大人になった田畑智子の11歳ころの演技というか存在感がハンパない。

    彼女の表情の動きからして目が離せないのです。

     

    最後に、シナリオがいいのはもちろんだけど、相米慎二監督が作り出す映像や間合いがなきゃ、ここまで目を離せないような作品にはなってなかっただろうな、と改めて思いました。

     

    『お引越し』ぜひ機会があったら、北千住でやっているうちに劇場で。

     

    ちなみに、『お引越し』のシナリオは、年鑑代表シナリオ集の93年度版に掲載されています。

     

     

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        コメント一覧

        奥寺さんの作品、いいですよね。
        この人の脚本なら、と思ってみる人のひとりです。
        といいつつ、『お引っ越しは』未見。
        相米監督って、役者に厳しいうわさは聞いてましたが、
        脚本家にもなんですね。
        しかも、あいまいなダメだし。。。くじけそう。
        だけど、こういう厳しい人に出会ってしごかれるのは
        大きな力にもなるんですよね。

        • oさん
        • 2017/07/19 8:20 AM

        ですよね、奥寺さんの脚本ってだけで観ようかなとか思ってしまいますよね。
        大変そうだけど、あいまいなダメ出し、ある意味、延々と自分で考えて対処していくわけだから、本当の意味での力がつくだろうな。。
        でも、一方で今の時代では、そこまで丁寧に開発の時間も取る余裕もないので、すぐ脚本家替えられたリするんでしょうね。。そういう意味では、すごくいいことなのかもしれないですね。
        やってる方は心折れそうだけど。。
        お引越し、是非。京都の風景が本当に美しい映画です。

        • あざらしさん
        • 2017/07/19 9:46 AM
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