『ブレードランナー2049』(映画)感想

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ブレードランナー、続編めっちゃ楽しみにしてました。

 

とはいえ、最初のバージョンをリアルタイムで見たわけではないけど、何十年も前に名画座みたいなとこでみた。

 

今回、続編への反応コメントなどみてると、賛否両論だけど、個人的には、よかったし、楽しめた。

 

リドリー・スコットは、今回直接監督してるわけでなく、プロデューサー的な役割でかかわってるんでけど、それでも、テイストは逸脱してない気がした。

 

この淡々とした抑制のきいた雰囲気やテンポ、すごく好み。

 

最近のSFで最後90分ずっとクライマックスみたいに、メリハリなく延々とアクション続く映画多いけど、見ててしんどいなあ、と思うけど、こないだのエイリアンコヴェナントのように、話の起伏あるプロットの方が感情移入しやすいのです。

 

ブレードランナー2049、観てて、雰囲気が、こないだみた、『メッセージ』と似てるなあ、と思ってたら、まさにメッセージの監督だったので、やっぱりそういうのって滲み出るものなのだなあ。

メッセージ、も、好みの映画でしたよ。

 

人とアンドロイドの話、オリジナルが30年以上前だから、もう死ぬほどやり尽くされたテーマであるのだけど、それでも、切り口として新鮮というか、面白いなあ、と思ったところがあった。

 

少しネタバレもあるので、以下、ご注意。。

 

これまで、アンドロイドだって、人を好きになったり、恋したり、自由を求めたり、というところがテーマだったと思うんだけど、ここに、アンドロイドの生殖という話が入ってきて、、でも、この生殖の話は、『ギャラクティカ』という海外ドラマでも見たときに、ほーっ面白い!と思ったので、そこまで新鮮には感じなかったけど、今回の、ブレードランナーの続編の、アンドロイドは自分の出自がその生殖によって母から生まれたものであるか、という出生に対して、すごく、期待をするわけです。つまり、アンドロイドとして作られながらも、出生の仕方にこだわるところが、人間以上に人間くさくて、すごく切ないのです。

 

人間にしても、他の人間と比べて、誰か一人が他の人に比べてなにか特別個性があるわけではないし、人として、生き物として、ある種の普遍的な存在として、生まれてくるはずなのに、誕生日を大事にし、出身地を気にし、それぞれの個性だというふうに、一つずつ築き上げで、アイデンティティというものを意識する。

自分は人と比べて特別な存在でありたい、というのは、ある意味、恋をしたり、美味しいと思ったり、自由でいたい、とかいう以上にもしかして、人間らしい欲求のような気がします。

 

それをアンドロイドが自分の出生を巡って、思い悩んだり、失望したり、、それでも、自分が特別ではなかったと、失望するアンドロイドのその姿こそが、まさに、人間らしく、切なかったです。

 

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