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    2016.03.28 Monday

    『ちはやふる 上の句』映画

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      はJUGEMテーマ:邦画

      『ちはやふる 上の句』 面白かった!!

      原作漫画、アニメともに未見です。

      でも、映画として楽しめた。

      最初は、ちょっとティーン向け映画のリサーチと思って出かけたけど、

      百人一首の話だから期待してないこともなかったけど、

      思ってた以上に、よくできていて、すごーく楽しい、でも甘酸っぱい、青春映画だった。

      ツボにはまりまくりで、実は泣いてしまった。

      いや、たぶん、他の人が泣くだろうシーンとは別の所でももう既に琴線に触れてしまって…

      中高生がいっぱいの映画館なので、おっさんが涙してしまったのは、ちょっと恥ずかしかったけど…。

      でも、百人一首にやっぱり個人的に子供の頃の思い出とかもつまっていて、それもあったとは思うけど…

      百人一首の歌の意味と登場人物たちの気持ちへの重ね方もすごく巧いし、登場人物が、自分がもっている『運』の処理の仕方、プロットの持っていきかたも、すごくいい。ちょっとぐっとくる。

      クライマックスのカルタシーンなんか、緊張感がビシビシ伝わってきた。

      広瀬すず、めっちゃ可愛かった。舞子はレディの主役の女の子もすごくいい味だしてた。


      ああ、アラタのキャラ、予想通りの展開だとは言え…切ない…

      もう絶対、第二部の『下の句』も観に行く!!

      映画全部観終わったら、アニメかマンガも試してもみよかな。


      2016.03.13 Sunday

      『マネー・ショート』映画

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        面白かった!

        もっとつまらないのかと思ったら全然に面白かった。

        金融やらサブプライムローンショックについて、興味があったというのもあるだろけど、

        専門用語でてきて、結構複雑な話もあるけど、結構コンセプトをうまく説明していて、

        感覚として理解できた。

        原作は、『世紀の空売り』。マイケル・ルイスのノンフィクション。

        マイケル・ルイスと言えば、少し前に、ブラッド・ピットの映画『マネー・ボール』の原作もそうだし、サンドラ・ブロックのアメフト映画『しあわせの隠れ場所』の原作者でもある、ノンフィクションライター。
        ちなみに、その他、『フラッシュ・ボーイズ』というノンフィクションも、それはアルゴリズムを巡っての金融業界の問題を描いたもので、それもすごく面白かった。

        映画では、サブプライムローン危機が明るみに出るまでの群像劇みたいな話になっている。

        複数の人をおいかけるストーリーになっているのは、おそらく、同時代のいつかバブルがはじける予兆を感じ取ったそれぞれの人がどういう思いで、どういう行動をとっていたのか、取材して追うという手法とってたんだろな、と、フラッシュボーイズもそんな感じだったから。マネーショートの原作は読んでないけど。。

        物語の結末は、既にサブプライムローン危機ということで、歴史的にわかっている出来事なんだけど、それでも、ドキドキする。

        ぜったいおかしい、たんねんにその時代に起こっていることを冷静な目でみると、バブルがはじけるのは明らかなんだけど、で、『暴落』という方に大金を賭けるんだけど、なかなかそうならない。そのれで追い込まれる感覚がジリジリジリ…
        だから、実際にそうなった時に、主人公たちは『勝った』となるはずなんだけど、でもやっぱり、それはブラピの台詞じゃないけど、勝った一方、仕事を失ったり、家を追い出されたりする人がいるわけで…素直に喜んではいけないことなのだな。。

        個人的にはすごくすごく面白かった。


        金融用語的にちょっと混乱したところもあった。

        原作の題名が、『世紀の空売り』とされたいたので、映画を見る前、映画の主人公たちが、暴落に際して、空売りして大儲けしたんだろうと印象を持ってた。

        実際、映画評や紹介などで、『空売り』した、みたいな説明がされているものがほとんだったから。でも、映画観て、あれ? 主人公たち、空売り、してたっけ?

        主人公たちは、たしか、空売りではなく、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)という商品を買いまくってたと思うんだけど…

        すみません、私も、詳しくちゃんと理解しているわけではないけれど…映画の中心になっていたのは、ざっくりと言えばこういうことかと…

        モーゲージ担保証券(MBS)というのが、住宅ローン担保を束ねて証券化して、売りだした商品で、この住宅ローンが元々、頭金なしとかで返済能力が決して高くない人たちにバンバン貸し出していたりで、すごくリスクの高いものが含まれていて、格付けの高いものに紛れ込ませることで、見えなくする、
        CDO(コラテラライズド・デット・オブリゲーション)というのが、MBSをもとに作られた債権の商品。(うまく説明できない…いろいろネットで確認したものの)

        その、MBSとかCDOに、信頼性のないものが含まれているにも関わらず、どんどん値上がりして、バブル状態になっていて、いつか弾けるだろう…と、それに気づいてしまった人たちがいて…

        そのMBSやCDOなどの債権が大損を出したとき、CDSを買ってた人が、支払を受ける、みたいな話だったと思う。だから、空売りとは違った気がするんだけど…

        Short って、英語が、ウリのポジションを取る。
        Longが、買いのポジションを取る、というのがあるし、
        実際、英語のタイトルも、The Big Short となっているしなあ…
        やっぱ、自分が勘違いしてたのかな。。。と思ってたら、こういう記事見つけた。


        あざらしが感じた疑問を説明してくれていた。

        Shortというのは、必ずしも、空売り、だけのことを指すのではなく、
        売りのポジションをとる、ということを指すようです。だから、空売りもそのうちの一つではある。だけど、この原作のBig Shortは、おそらく、ウリの状態になることに賭けるという意味だということのよう。主人公たちは、CDSを買いまくることで、暴落という状態に賭けたということのよう。

        色々『マネーショート』の批評記事を読んでると、やっぱり、紹介記事には『空売り』した男たちとある。

        でも、町山智浩さんのマネーショートの解説には、 しっかり、Shortの意味を、必ずしも空売り、ということではなく、その売りの状態に賭けるということ、みたいに、説明されていて、おー、やっぱり、町山さん、すごいなあ、と改めて思った。


        それにしても、マイケル・ルイス原作の映画は、どれも面白いなあ。
        『幸せの隠れ場所』『マネーボール』、今回のも面白かった。


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