『ちはやふる −結び−』(映画)感想

邦画‐ドラマ comments(0) trackbacks(0) あざらし

JUGEMテーマ:邦画

 

『ちはやふる』映画、上の句も下の句もよかったけど、結び、もよかった。

 

ごめんなさい、原作読んでないんですが、百人一首の歌のテーマとストーリーの絡め方とかもう絶妙。

 

ほんとどうでもいい、泣かすところじゃないところで、すでになんだかウルっと来てしまうのでした。

 

<ネタばれ注意>

 

 

恋すてふ(ちょう) わが名はまだき 立ちにけり
    人知れずこそ 思ひそめしか

 

 

しのぶれど 色に出でにけり わが恋(こひ)は
     ものや思ふと 人の問ふまで

 

 

の、二つの歌の関係とエピソード、知らなかった。。

 

最後の、運命戦なんてドキドした。

 

テーマとプロットのかけ合わせに、うなる。。

 

シナリオ本とか出たら、絶対、1〜3まで全部読むけどなあ。

 

毎回、ちはやふる、見るたびに、『百人一首』を買おうかなと思う。。

 

 

 

『カルテット』(シナリオ本)

ドラマ comments(2) trackbacks(0) あざらし

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

 

坂元裕二さん脚本の『カルテット』シナリオ本を読む。

 

秘密のつくりかたうまいなあ。

 

展開の意外性に、おー。

 

サスペンス的な部分には、『みぞみぞ』してきました。

 

面白かった。

 

 

 

『ベイビー・ドライバー』(映画)

洋画‐ドラマ comments(2) trackbacks(0) あざらし

JUGEMテーマ:洋画

 

早稲田松竹でやっていたので、観てきた。

 

音楽格好いい、サントラほしい!

 

子供のころの事故のせいで耳鳴りがやまないので、それを消すためにイヤフォンでずっと音楽を聴いている天才ドライバー(銀行強盗の逃し屋)。

 

設定が面白い。

 

海外ドラマ『マッドメン』の主役・ドン・ドレイパー役のジョン・ハムが、大事な脇役で出ているのを見て、よかった。。。と。

 

マッドメンのドン・ドレイパーがあまりにハマりすぎで、ほかの役やりづらいだろうな、と思っていただけに、ほかの映画でも見れて、映画と関係ないところで、うれしかった。

 

もちろん、映画もおもしろかったけどね。

 

 

 

『ドリーム』(Hidden Figures)(映画)

洋画‐ドラマ comments(2) trackbacks(0) あざらし

JUGEMテーマ:洋画

 

すごくいい映画。

 

NASAにこんな隠された史実があったなんて。

 

三人の主人公が困難を切り開いていく姿に心うたれる。

 

たちはだかる差別を困難を、時代の先を読みながら、乗り越えていく。

 

そのくだりが特によかった。

 

キャストが特に有名じゃなくても、中年女性が主人公なので、日本では興行的に難しいかもしれないけど、いい映画はいい映画。

 

あまり日本では知られていない女優さんが主人公だからこそ、映画のテーマがより生きている気がしました。

 

 

『シェイプ・オブ・ウォーター』(映画)感想

洋画‐ドラマ comments(0) trackbacks(0) あざらし

JUGEMテーマ:洋画

 

デルトロ監督の『シェイプ・ウォーター』見てきた。

 

すごくシンプルなプロットだけど、映像が美しいので、邪魔しなくて却ってよかった。

 

ヒロインが特に美人でも、若くもないところがいい。

でも、不思議なことに、ヒロイン、可愛く見えてくるんだよな。

ロマンスなんだけど、虐げられている者たちの話になっているのがいいです。

 

 

 

『9番目の音を探して 47歳からのニューヨークジャズ留学』(本)

本・読書 comments(2) trackbacks(0) あざらし

JUGEMテーマ:読書感想文

 

ここ二週間、夢中になって読んだ。

 

いつもなら息抜きに、スマホでネットニュースみたり、Twitter覗いたりするんだけど、どんどん読み進めた。

 

大江千里。 昔、よく聞いた名前でした。一時代を築いたシンガーソングライター。

 

何年か前、斉藤由貴映画祭の上演ラインナップで、『君はボクを好きになる』が入っていて、見たんだけど、役者さんとして出られてました。それほど人気あったのだと思います。

 

とはいえ…個人的には、大江千里の歌を直接よく聴いてたわけてわけではなく。。。

 

むしろ、印象に残ってたのは、渡辺美里のデビューアルバム『eyes』 にはいっていた『悲しいボーイフレンド』。

当時、すごくいい曲だなあ、と思って見たら、大江千里作詞、作曲でした。それで記憶に焼き付いたのでした。

 

(Eyesは、まだ、渡辺美里がブレイクする前でデビューしたてだったんだけど、このアルバムがめちゃくちゃ気に入って何回も聴いてた。当時は知らずに聴いてたけど、若かりし日の、岡村靖幸、小室哲哉が楽曲提供していた、というのを、最近知りました。。なぜか渡辺美里熱は、最初のアルバムだけで冷めてしまったんだけど。。)

 

その後、長い間、大江千里さんの名は、意識に入ってこなかった。『モテキ』の漫画とドラマを見るまでは。

大江千里の『格好悪い振られ方』という曲をエピソードがありましたね。

懐かしいなあ、と思ったけど、またしばらく途切れました。

 

最近、Twitterで流れてくる記事で大江千里さんの名前を目にするようになりました。

『ブルックリンでジャズを耕す』という本を出したとかで。東洋経済新報の記事でインタビュー見ました。

音楽というより、ライフシフトという文脈で取り上げられていました。

(厳密にいうなら少しまえに、あざらしが個人的に始めた勉強の文脈で、ちらほら名前を目にするようになっていたんだけど)

 

 

 

 

 

 

 

大江さん、47歳で、ポップスの実績を投げ捨てて、ニューヨークの音楽学校にジャズを学びに留学していたのでした。

『ブルックリンでジャズ』の本は、卒業と同時に、ニューヨークでレーベルを立ち上げ起業した話を中心に書いているらしく、妙に興味をかきたてられ、読みたい!と。 買おうと思ったら、その前に、留学の時の体験記を綴った『9番目の音を探して』という本があることに気づき、それを先読んどこう、となったのでした。

 

『9番目の音を探して』

 

 

超当たり! めちゃくちゃ面白かった。

『のだめカンタービレ』の世界とどこかで紹介されていたけど、映画『セッション』の世界。

 

 

音楽については門外漢なんだけど、英語が第二外国語というハンデの中での、先生とのやりとりや、クラスの中でバンドを組む際のクラスメイトたちとのやりとりが、自分の過去の体験ともろかぶりで、自分のことのように読んだ。

 

20代の生徒たちに混じって、苦労するさまには心打たれます。心が熱くなる。

長年ポップスで染み付いた癖が、ジャズを演奏する上で邪魔するらしく。他のクラスメイトとかに、この中にジャズになってないやつがいる、なんて言われたり。。無視されたり。。それでも、大江さんは、プライドを捨てて食いついていく。。

気の合う仲間や共感する仲間を見つけて、やっていくもがいている姿に、じわーっと来る。

大江さんの視点が優しい。もちろん嫌なやつもいるけど、出会う仲間もみんな魅力的。

ジャズをもっと知りたくなる。

 

ほんとに読ませる。すごい文章力。途中何回か泣いてしまった。。

本の魅力を上手く伝えられないのが悔しいけど、創作を志す人にとっても、すごく考えさせられ、勇気をもらえる。

とはいえ、単純に歯を食いしばって頑張りました的なものではなく、大江さんの、昔のように単にガムシャラだけでなく、第二の人生を自分のペースで歩んでいこうと、再構成していこうとする様が、人生の折り返しすぎたライフシフトという観点でもすごく示唆的でした。だから、東洋経済新報の記事が心にひっかかったんだなと思います。

 

追記:

自分が知らなかっただけで、『9番目の音を探して』って、これまで5刷を数えるヒットだったようです。

アマゾンのレビューも、二十人ほどの人がすべて満点だし。あざらしも、文句なし、五つ星でした。

ボリュームはあるけど内容はめちゃくちゃ濃い。

 

次は『ブルックリンでジャズを耕す』読み始めます。

 

『スリービルボード』(映画)感想

洋画‐ドラマ comments(2) trackbacks(0) あざらし

JUGEMテーマ:洋画

 

ちょっとやっていたことが一段落ついたので、観たかった『スリー・ビルボード』を観る。

『ファーゴ』の女優さんが出てるやつ。

 

一言でいうと好みの映画だった。

 

以下、ネタバレ注意でお願いします。

 

映画見終わったあと、早速、町山さんの批評を検索して、自分が感じたことと、批評を比べて、自分はどこをスルーしてて理解してなかったのか、確認する。

また自分が知らない背景のことも、知りたいという理由でもあるんだけど。

 

映画見てて、少し途中予想してた話からズレて行くもんだから、あ、そういう⁉ と、意識を軌道修正しなきゃならなかった。 

でも、町山さんの解説、目から鱗なことばかり。。

 

スリービルボードの象徴的意味!あー、そうか、そうだよな。なるほど!と思ったり。

 

映画中、登場人物がフラナリー・オコナーの小説をもってるシーンがあって、映画が、フラナリーオコナー的な世界観に影響受けてる、みたいな話をされてて、そのシーンは全然気付かなかったけど、確かに言われてみればフラナリー・オコナーの小説の世界観と繋がっている感じ。。

 

フラナリー・オコナー、ずいぶん昔…学生時代に読んだショート・ストーリーのアンソロジーを読んだ中で、もっともインパクトがあって、心に残っていたのが、フラナリー・オコナーの短編、(たぶん、『善人はなかなかいない』だっとと思う)で、それがあまりにインパクトがあって。。

あとで、フラナリーオコナーの短編小説を自分で買った記憶。。

 

脱線するけど、『ザ・ソプラノズ』という海外ドラマの、シーズン2だったか、シーズン3だったか忘れたけど、主人公トニーソプラノの姉が、何か気に入らないことがあって、腹いせに、脚の悪いロシア人の女から義足を盗むみたいな話があったけど、フラナリーオコナーのある短編小説に似たの(たぶん、『田舎の善人』だっと思う)があって、(『ソプラノズ』のクリエイター、デイビッド・チェイスが言ってるのを確認したわけではないけど)あれ結構、フラナリー・オコナーを意識というか、着想してるのかなあ、、などと、思わせるものがありました。今回の映画は、義足どうこうの話とは全く違うけど。

 

脱線してしまいました。。町山さんが言うように、一見、いい人に見えるものが実はそうでなかったり、悪いように見えるものが実はそうでなかったり。そのひっくり返ってく感じが面白かった。

 

フラナリー・オコナー、読んでみようかな。、と思いました。

 

 

『希望荘』宮部みゆき著(小説)

本・読書 comments(2) trackbacks(0) あざらし

JUGEMテーマ:読書感想文

 

『名もなき毒』『ペテロの葬列』などのシリーズ最新作。

 

これまでのも強烈に面白いけど、これもまた、短編だけと読み応えあるなあ。

 

こんなの書けるのすごいな、ほんと人間の奥底に潜む闇とか、弱さ、怖さ、洞察力がすごいし。。

 

一つ一つの話が、どこに向かうのか。。

 

予測つかない感じだけど、ちっとも奇をてらう感じでもなく。

 

よくこんなプロット書けるんだな。すごいなあ。。

 

でも、人間ドラマがしっかりあって。

 

単にお涙頂戴に陥ることもなく。

 

『砂男』の話、悲しいなあ。

 

『希望荘』のドキドキしながら読んだ。

 

あんまりプロットの展開に感心して、友達に勧めてもらって、むかし買った『ミステリーの書き方』を引っ張り出して、

 

宮部みゆきのプロットについてのインタビューを読み返そうと思って、本を取り出した。

 

けど、プロット分析の題材の本が、『魔術のささやき』という本でまだ読んでいないので。

 

どうせならそれ読んでからにしようと思う。

 

これで、ミステリー読むぞプロジェクト、数年越しの43冊目。。42冊目割愛。

 

 

 

 

『SING/シング』(洋画)の感想

アニメ映画 comments(0) trackbacks(0) あざらし

JUGEMテーマ:洋画

 

『シング』見て、『コーラスライン』を思い出した。

 

『コーラスライン』、確かブロードウェイのオーディションだけを切り取っただけの話だったけど、ダンスシーンとか格好良くて、テンポとかも格好良くて。舞台の上で交錯する、それぞれのバックグラウンドというか。

ただそれだけなのに心熱くなったなあ。

 

『シング/SING』はもちろん、全く違う映画だし、アニメーションなんだけど、オーディションから始まるという意味では、なんか熱くなるものがある。

でも、こっちは、ステージ外での一人ひとりのバックストーリーをちゃんと描きこんで、子供で感情移入しやすい物語になってる。

と言いながら、大人も横で見ていて、ウルっと来たりするんですが。

 

ブタの主婦のキャラと、ハリネズミのティーンの女の子のキャラが特によかった。

抱えてる問題と、打ち破る感じが、カタルシスでした。

 

面白かった。

 

と言いながら、久々にコーラスラインも見直したくなった。。

 

『虎の牙』(小説)

本・読書 comments(2) trackbacks(0) あざらし

JUGEMテーマ:読書感想文

 

武田信玄一代前の、甲斐の国を舞台設定にしたところが面白いし、

 

信玄の父、信虎の謎の弟(山の民として育てられた)と、別の国で罪を犯して流れ着いた信胤が、『呪い』を背負いながら、信虎を支えていく、という話。

 

山の民として育てられたところから突然、武士になって、というキャラクターが新鮮。

 

ちょっと粗削りな感じがしないでもないけど、合戦シーンが迫力あって、引き込まれる。

 

作家さんの次回作とか読んでみたい。

 

 

  • 0
    • Check
    無料ブログ作成サービス JUGEM