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    『溺れるナイフ』(映画)に中上健次のにおい

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    JUGEMテーマ:邦画

     

    最近、映画を全然見れてないので、反省。

     

    もっとたくさん見なきゃ、と思うんだけど、なかなか時間が取れない。

     

    劇場にさえ入ってしまえば、誰からの邪魔をうけることもなく、とりあえずその時ばかりは映画に集中できる。

     

    ということで、どうしても、今やってる映画で、選別して見ることになる。

     

    よっぽど見たいという映画でない限り、昔みたいに、遠くのミニシアターに出かけて、、という贅沢な観方ができなくなったし、DVDを5枚千円で借りて、一週間で見ます、みたいなこともできない。。

    うちのテレビは三歳児が見るEテレの子供番組に占拠されていることもあり…朝のニュースだけは、朝はニュースの時間と言い聞かせて、何とか死守している。。

     

    そんな中でも、やっぱりDVDでも借りてみないとなと、借りてくる。

    (Huluも、全然見る暇がなくなって解約して久しいです)

     

    色んな映画の予告編見てて、小松菜奈の容姿、ひとりだけ、日本人離れしてるなあと、思ってたけど、今回は地方に住む、そういう綺麗な容姿を持った女の子、という設定なので、ぴったりだ。

     

    映画を見てて、ふと気になったところがあった。

     

    『溺れるナイフ』に出てくる火祭りの設定と、菅田正輝が演じる、地元の有力者の息子で神をも恐れぬ無茶苦茶なコウちゃん…というキャラクター、見てて、どこかで中上健次の『火祭り』という小説が頭に浮かんできた。

    (中上健次の『火祭り』って小説、すごく好きなので。。)

     

    自分と同じふうに感じている人がもしかしているんじゃないの?とググってみたら、

     

    やっぱり。。。こんなニュース記事を見つけました。

     

    原作ファンの芥川賞受賞作家・村田沙耶香、『溺れるナイフ』愛を語る

     

    原作者のジョージ朝倉さん、中上健次に影響を受けてこの作品を描いているって。。

     

    ていうか、和歌山県の新宮市で撮られているし、脚本は井土紀州さんだし。。

     

    どうりで、中上健次が匂いたつはずでした。

     

     

    『3月のライオン 後編』(映画)観た感想

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    前編に続いて、後編観て来た。

     

    加瀬亮、あまり声高にしゃべるでもないんだけど、存在感がハンパない。。

     

    どうやったら、あんなキャラクターを造形できるのか。。

     

     

    『3月のライオン』前編(映画)観た感想

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    最近のコミック原作の実写化って、一昔前に比べて、ほんとに丁寧に作っているなあ。。

     

    漫画は全然読んでないけど、ちゃんと実写の映画として観れる。

     

    まだ前編なので、話がそこまで動いていない感じだけど、映画後の予告編見て、俄然後編も観たくなった。

     

    神木くんがいいのは当然として、佐々木蔵之介…

     

    超高速参勤交代でも思ったけど、観る前は、佐々木蔵之介かあ…とか思うんだけど、映画で動いている佐々木蔵之介を見ると、めちゃくちゃ格好よく見える。

     

    キャラクターの造詣もいいのかもしれないけど、佐々木蔵之介演じる島田さんというキャラの格好いいこと。めちゃくちゃ魅力的なんだよな。いやあー、ほんとに佐々木蔵之介がよかった。

     

    というか、もしかして、キャストした方も、そこを狙って佐々木蔵之介を配役したんじゃないかというくらい。

     

    島田さんのキャラクターは、一見、地味な印象なんだけど、実際向き合ってみると、すごく深みがあって、懐が深い。

    向き合ってみなければ体感できない。個人的な印象だけど、参勤交代の佐々木蔵之介とすごく被る。

     

    前編は、まだちょっと動ききってない感じだけど、後編、すごく楽しみ。

     

     

    『キセキ −あの日のソビト–』(映画)観た感想

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    (ネタバレありなのでご注意を)

     

    GreeeeNに特に思い入れも、普段聴くこともなかったのですが、

     

    ヒットしているという話を聞いて、なんか理由があるに違いないと見てみるかと思った次第。

     

    映画館、ほとん中学生か高校生。日曜日だったということもあってか、中学生多目。

     

    GreeeeNって、ルーキーズとか流行った時、中学生たちはまだ幼かったはず、みんななにきっかけで見に来てるんだろ。。

     

    とはいえ、映画自体はすごく丁寧に人物の心を追っていて、結構ホロッときました。

     

    個人的には、やっぱり、松坂桃李が演じた兄の心情に一番感情移入したなあ。

     

    医者の父親が厳格で、音楽なんかくだらないものだとことごとくぶつかり、

     

    家を飛び出して音楽にかけて音楽に人生かけたいと思ったんだけど、自分のメタルバンドは、レコード会社の目にとまったものの、

     

    メジャーデビューの目前で、要求されるものと、自分たちがやりたいものとのあいだで、行き詰ってしまい、

     

    一方で、歯学部を目指す弟が、大学生になると兄と同じようにバンドを初めて…

     

    兄に作曲のアレンジを頼んできたりして、しかも、そのデモテープがすごくよくって、

     

    兄の自分より弟の方が才能あるんじゃねえ?みたいな……これは結構切ない。。

     

    自分はすごく努力して、親とぶつかって、全てをかけてやってるのに、なかなか要求されるものができない、

     

    だけど、弟は自分と違うやり方で、すごく仲間と楽しそうに、しかも歯科医に絶対なるといってどっちかを捨てて選択することもない。

     

    兄の台詞の中に、努力とか思い入れとは別の次元で、世の中は動いている、的な、つまり努力したからって必ず報われるものでもない…というのがあって、兄は自分の役割は人をサポートすることだと、受け入れていく気持ちを吐露したシーンがあるんだけど、特に才能もないのに、あきらめられず、ずーっとシナリオ続けている人間からすると、すごーく、切なくて、でも心に響くというか…

     

    映画自体、すごーく派手さはないんだけど、やっぱり構成もいいんだな。。

     

    前半は、兄がバンドでうまくいきかけるけど、いきづまっていくプロット。

    平行して、そのあいだ、菅田くん演じる弟は、医学部受からずに、浪人、途中で医学部は無理っぽいということで、歯学部に方向転換するプロット。

     

    なので、前半は、GreeeeNのメンバーである弟が音楽に触れず、受験勉強に励むシーンが多い分、兄の音楽シーンが、彩を与えつつ、兄が行き詰るプロットになって下降の展開になると同時に、弟が上がっていくストーリー展開。

     

    だから、各々が鬱々としているプロットと上がり調子のプロットが交差して入れ替わる感じになっているので、気持ちがあがったまま見てられる。観客的にも、楽しい時間が多いので、心を追う話でも中だるみがあまりなかった。

     

    シナリオは、斎藤ひろしさん。映画でほんとに多くのシナリオをてがけてらっしゃる。

     

    個人的には、やっぱり、斎藤ひろしさんといえば、ちょっと古いけど『遊びの時間は終わらない』とか『SFサムライフィクション』とか好きだったな。斎藤ひろしさんが書かれたシナリオの指南本もあります。

    『斎藤ひろしのシナリオ教室』という本です。

    企画書というかプロットのサンプルなども載せてくれていて、わかりやすかったです。おススメ。

     

     

    『モンゴル野球青春記』(映画)

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    これも、足立紳さんの脚本。

     

    百円の恋、と同じ、武監督とのコンビ。

     

    モンゴルでの映像がほんといいんだな。 

     

    前半、野球の話であるんだけど、野球シーンがホトンドないのがいいし、うまいことセーブしてるなあと、感心した。野球ものとかスポーツものってつい、そのスポーツのシーン長くなってしまいがち。

     

    抑えるのも意外に難しいんだよな。

     

    だからほんとに大事なシーンに野球シーン取っとかないとということなんだろな。

     

     

    『お盆の弟』(映画)

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    『百円の恋』で脚本担当、『14の夜』で脚本、監督を務めた足立紳さんが、脚本担当した映画を見てみたいと思って、数本借りてきたDVDの中の一つ。

     

    映画の夢を捨てきれずにいる、もういい年に差しかかった主人公と、大腸ガンを患っているその兄と、あとヒロインの関係性のところが個人的には面白いと思いました。

     

    『14の夜』(映画)観た感想

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    『百円の恋』で日本アカデミー賞脚本賞を受賞した足立紳さんが監督した『14の夜』。

     

    青春もの。

     

    単館系でやっていて、どこでも観られるというわけではないんだけど、好物の映画でした。

     

    いやあ、いいなあ、登場人物がみんなバカで、でもどのキャラクターも愛すべきキャラで。

     

    自分の中学時代も、全部が一緒じゃないけど、これに近いことやってたので、余計、愛おしく感じる。

     

    足立紳さんの脚本、ほんといいんだよな。。ばかばかしいンだけど、ちょっと切ない感じも醸していて。

     

    最後のお父さんがはくセリフがすごくいいの。あ、このお父さんなら、そういうこと言うだろうなって。

     

    ヘンにまとめてないところが、またうまいなあと思う。

     

    すごくいい決めのセリフもあるんだけど、あんまり本筋に関係ないどうでもいいセリフも、いい。

     

    あー楽しかった。可愛い映画だった。

     

    他にも足立さんが脚本担当している映画、この年末に何本か借りてきて見ようと思っている。

     

     

    『何者』(映画)観た感想 どのキャラクターの心情にも心当たりで胸が痛む…

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    小説は読んでたので、結末も知ってる。

     

    小説読んでた時、途中まで就職活動あるあるかよ、とか、

     

    だからなんやねん、とか、

     

    ちょっと不快な気分になりながら読んでた。

     

    自分もその登場人物の類型を観察しながら、ダメ出ししながら、読んでた。

     

    それであれが来て、おーっ、と、あーっと、胸が痛んだ。

     

    たぶん、読み進めながら、なんだか苛立った気分にさせられたのは、

     

    それぞれの登場人物の心情がどれも心当たりがあったり、経験したもので、

     

    で、その観察しながら、突っ込みいれてる自分が一番、批評家になっちゃってる。

     

     

    映画を見る時には、小説のあれが来るのはわかりつつ観てるんだけど、

     

    役者さんが豪華だし、全然飽きなかった。

     

    就職活動の話なんだけど、それだけでなく、

     

    スクールとか通いながら、せっせと創作のコンクール出したりしている人間にとっても、

     

    もっともっと心当たりある感情のような気もする。

     

    他人の作品を批評してばっかりで、でも自分は何も出来ていなかったり、

     

    まあ出来ていないから、余計苛立ちからもっと批評家になってしまう。

     

    一度批評家になってしまうと、今度は自分の作品に対しても、

     

    自分と同じような批評する人たちからの批評を気にしすぎて、

     

    がんじがらめになる。自分に帰って来てしまう。そのサイクルに入ってしまうとつらい。

     

    自分のペースを乱してしまうことにもなってしまうし。。

     

    ギンジのように、人の評価も気にせず、いや気にするけどうけとめて、

     

    常に創作し続けていくことが、やっぱり一番勇気がいるんだよな、と。

     

    改めて自分にも言い聞かせた。

     

    でも、あそこに登場する人物たちって、実は結構すごいんだよな。。

     

    主人公だって、学生時代は演劇で作品書いたりして、公演してるんだから。。

     

    菅田くんのキャラだって、ちゃんとバンドやってるんだから。

     

     

    それにしても、劇中にでてくる、中途半端という設定のはずの、バンドも、演劇も、

     

    全然中途半端に見えず、クオリティー高くて、むしろ観てみたくなりました。

     

    気になったのはそこくらい。

     

    とにかく、胸がヒリヒリと痛い映画でした。。

     

    後味決してよくないけど、なんだか自分を見つめ直そうと思いました。

     

     

    追記:

     

    『何様』も読んでみたいなあ。

     

     

    過去記事

     

    『何者』(小説)読む

     

     

     

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    『SCOOP!』(映画)観る

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    SCOOP!観て来た。

    大根監督大好きなので。

     

    最初ちょっと自分が入り込むまで時間がかかったけど、徐々に入り込めた。

     

    途中、ロバートキャパの話が出て来て、たぶんこうなるんだろな、と、展開に予想ついてしまったけど、

    それでも、やっぱり盛り上がり部分はなかなか見応えがった。

    リリーフランキー、いいなあ。。

     

    by カエレバ

    『怒り』(映画)のテーマは怒りじゃない

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    映画の『怒り』観て来た。

     

    重厚感あって見応えあった。面白かった。

    自分の勉強不足かもしれないけど、ああいう感じの構成は新鮮で、犯人は誰だ?的なミステリー要素で最初から最後まで中だるみすることなく、ぐいぐい引っ張られた。

     

    なのだけど、映画観終わってバスに乗っていると、ふと色んな???が湧いてきた。

    小説は読んでないからどうなのかわからないけれど、

    少なくとも映画に関しては、タイトルが『怒り』だけど、テーマ自体は『怒り』ではなかったよな。。

    怒りは描かれてないわけではないけど、作品そのものが伝えたいところはそこじゃなかったよな。

     

    演出のうまさをミステリー要素に引っ張られて、終わりまで楽しんだんだけど、テーマは?

    作品が伝えたかったことって…なんだったのかな…?と。

    犯人は、なんに対して、怒ってたのか?そこはよくわからんかった。

    じゃあ、テーマなんだろ?

     

    自分の目の前にいる大切な人間がもしかして猟奇殺人をおかして逃亡中の容疑者かもしれない。

    信じたい。でも、疑念がもたげ、なかなか信じることが出来ない。

    人を信じることの難しさがテーマ? 

    だとしても、すっきりしない。

    信じきれないことで、後悔する人もいれば、信じたことで馬鹿をみる話が並列的に描かれているから余計に。。

    とは言え、あのミステリー要素があるからこその面白さではあるんだけど。。

     

    人を信じきれない、またはすぐ信じてしまう、そんな弱い私たちを取り巻く、そうせざるを得ない、道理の通らない不条理を描こうとしたのかな。だとすると、腑に落ちないこともない。

     

    とはいえ、やっぱり圧倒的に面白かったことは確か。役者さん豪華でした。

     

     

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